こんにちは。院長の山村です。
今日は、当院でも多い手首の捻挫についてお話ししたいと思います。
手首の捻挫について
手首の捻挫とは、手首の関節を捻り、靭帯や関節を損傷することをいいます。
原因として、転んで手をついた時に捻り痛めてしまうことが多いです。
捻挫の症状は、発熱(熱をもつ)、発赤(赤くなる)、腫脹(腫れる)、疼痛(痛みが出る)、機能障害(動かせない)があり、
損傷の程度によってこの症状が重くなったり軽くなったりします。
損傷の程度はⅠ~Ⅲ度に分類されます。
Ⅰ度は靭帯が切れてはいないけど伸びている状態。
Ⅱ度は靭帯が部分的に切れている状態。
Ⅲ度は靭帯が完全に切れている状態。
Ⅲ度損傷の場合は手術を行う可能性が高いです。
Ⅰ度、Ⅱ度損傷では保存療法といって手術を行わずに治療をすることが多く、損傷程度によってギブス固定や包帯固定を行います。
手首を捻挫してしまったら
捻挫をしてしまったらまずRICE処置をすることが基本となります。
RICEとは、Rest(安静)、Ice(アイシング)、Compression(圧迫)、Elevation(挙上)の頭文字をとってRICEとなります。
患部を冷やし、包帯などで圧迫し固定をし動かさないように安静にして、夜寝るときなどに患部が心臓より上になるようにする。
このような処置を痛めてからすぐに行うことが大切になります。
日常で手首はよく使うのでしっかり治療しないと痛みが残ってしまうので注意が必要です。
手首の捻挫治療ならお任せください
当院では、手首の捻挫治療を行っています。
主に、電気治療による消炎、可動範囲を抑えるテーピングの処置を行ない、痛みをかばうために硬くなった周囲の筋肉をほぐしていきます。
手首を捻挫された方は、お気軽にご来院ください。